2011年9月8日木曜日

Tohoku LondonがNHKの取材を受けました/ Tohoku London on Japanese TV!

NHK BS1で9月12日月曜日夜11時から放送の、大人ためのカルチャー番組、エルムンドにてTohoku Londonが紹介されます。
Tohoku London will be on JapaneseTV! NHK BS 1 El Mundo 12 September (Mon), 11PM. If you are in Japan, check it out-.

番組の詳しい情報はこちら。
http://www.nhk.or.jp/elmundo/
 

2011年8月11日木曜日

2011年6月19日 福島県 会津若松

2011年6月19日
福島県の会津若松に行ってきました。
会津木綿や赤ベコ、起き上がり小法師、絵ろうそくなどたくさんの工芸品を見る事ができました。

会津若松は観光地として有名な場所なので、楽しいお店がたくさんありました。
ただ、やはり風評被害や、修学旅行のキャンセルなどが相次いでいるようで大変な様子。
とても魅力的な街なので、なんとか活気づいてもらいたいなと思いました。
伝統工芸品の種類も他と比べて本当に多いと感じました。次回行く時はもう少しゆっくり色々見たいなぁと感じたところです。

会津木綿

会津木綿

会津木綿

赤ベコ 笑美

赤ベコ 笑美の店長さん
赤ベコを昔から作られているお店、笑美の店長さん。赤ベコというのは昔、女性が家で手工業品として作られていた商品だとおっしゃっていました。

赤ベコ 笑美

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絵ろうそくお店、小沢ろうそく店にも行きました。ろうそくに絵が描かれていてとても素敵です。一本一本手作業で絵付けをされていました。

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2011年6月18日 美郷町郷土資料館

2011年6月18日に美郷町の郷土資料館に行ってきました。
角館へ車で移動する途中で、たまたま立ち寄った資料館だったのですが、
行ってみてびっくり、これまでに見た事のないくらいのたくさんの種類の藁細工の生活用品が展示されていました。わらじから、なべしき、衣類、おもちゃなど、ありとあらゆるものが藁で加工されたものが展示されていて驚きました。
藁細工はいろいろな資料館で見た事はあったのですが、ここまで藁のみでできた生活用品たちを一堂に見たのははじめて。昔の人達の生活の知恵を見る事が出来てとても感動しました。

館長の芹沢さんとお話したのですが、行政側の判断で存続が難しくなってきているとのこと。
藁細工自体も作れる方が亡くなっている状況のようで、ここまで残っているものが取り壊されてしまうのは非常にもったいない話です。
なんとか物品だけでもならないものか、色々考えています。



美郷町郷土資料館

美郷町郷土資料館

美郷町郷土資料館

美郷町郷土資料館

美郷町郷土資料館

美郷町郷土資料館

美郷町郷土資料館

美郷町郷土資料館

美郷町郷土資料館





2011年6月18日 秋田県 角館

2011年6月18日
秋田県の角館に行ってきました。
樺細工やイタヤ細工などを中心にまわってきました。
角館は武家屋敷が残っている観光地で、とても良い所でした。

樺細工は木の表皮を切り出して木材の表面に貼付ける細工品。
木のぬくもりと美しさを感じられる伝統工芸品です。

イタヤ細工の職人さんの所も見学してきました。
この辺りは竹の代わりに木材を使ってかごなどを作っていた歴史があるようで、非常に興味深かったです。

震災後に観光客が減っているという話を聞きました。とても良い観光地なので、皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか?

角館

角館

イタヤ細工

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2011年6月17日 秋田県の大館市 曲げワッパ


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遅いレポートになるのですが、2011年6月17日秋田県の大館市に曲げワッパを作りを体験してきました。
あまり時間がなかったのでお盆を作る事に。

はじめての曲げワッパ体験だったのですが、木を茹でて曲げていく行程が非常に興味深かったです。
出来上がったお盆も自然の風合いが出ていてとてもキレイ。
何か色々な物づくりに曲げワッパを使えないか検討中です。

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2011年7月16日土曜日

Visiting at Tsunami Suffered area on June

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Report of Northern Japan's Tsunami Suffered Area.

I went to Ishinomaki in Miyagi on middle week of June for Give a smile Toys project.

But people live there are so optimistic and didn't look back old days. And they are working hard.
And already fisherman started to work in the such a situation.

More detailed article is on

http://tomomisayuda.blogspot.com/2011/07/give-smile-toys-project-in-japan.html


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2011年7月11日月曜日

ロンドンにてデザイナー会議

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ロンドンに帰ってきました。
帰国後に他のデザイナー達に日本の訪問の報告と、持って帰って来た素材を見せてのディスカッション、今後の方向性について話し合いをしました。
少しでも出来る事からはじめていこう、という事で第一弾は、東北で生産されている布を使用して作っていけたら良いのではないか、という事で動き始めました。

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私も布を使って何か作れないか、手を動かしはじめたところです。
これは仮の布での制作ですが、これから、具体的に色々試作を重ねていって、こちらの生活にもなじむような、面白いものを作ろうと考えています。

2011年7月1日金曜日

6/16 石巻市東浜小学校にてワークショップ

石巻市東浜小学校に行ってきました。

前回の東京ビックサイトで展示されて、朝日新聞と時事通信に取り上げられていたプロジェクトの件です。Tohoku Londonとはまた別のプロジェクトになるのですが、Tohoku Londonの代表、左右田が行って来たので、こちらにもレポートをさせて頂こうと思います。

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先日朝日新聞に掲載させて頂いた記事です。
朝日新聞tomomi
今回はこの件で石巻に訪ねてきました。

仙台からバスに乗って石巻専修大学まで行き、そこで今回小学校のコーディネイトをしていただいた、NPO JENさんにご協力を頂いて、牡鹿半島にある東浜小学校まで車で行ってきました。
(この時のレポートはJENのHPにも掲載されています。

仙台ー石巻間は朝のラッシュ時のためか遅れがでていて、2時間弱の予定が2時間半かかりました。そこから牡鹿半島までは1時間。仙台からもなかなか遠い場所です。始発にもかかわらず、バスは満杯で、乗れない方もいらっしゃいました。
石巻専修大学自体は、災害支援の拠点になっているようで、たくさんのボランティアの方の車、テントが泊まっていました。青森、東京、神戸など、様々な地方から支援に来られている車を見かけました。

東浜小学校では、念願のぬいぐるみのワークショップを開催することができました。
今回は、在英NPO British European Design Groupの代表のカリン- ビート フィリップスの呼びかけで、私を含め日英の5組の在英のデザイナーが集まって、この企画が作られました。私はプレゼンターとして被災地の子供に贈呈しに行きながら、ワークショップを開催もしてきました。人形の模様がプリントされた生地を切って縫い合わせる事で、人形が完成される手作りキットを持っていきました。
全校生徒24人という、とても小さな学校だったので、1-6年生皆さんで体験していただきました。
針仕事が初めてのお子さんもいたのですが、他の先生のお助けもあって、ワークショップを完成することができました。
子供たちは素直で、真面目で、意欲的に取り組んでいました。中にはこんなふうにしたいとか、アレンジをする子供たちもいて、皆楽しんでいたようで、良かったです。
途中で、地鳴りがするといって、子供達がざわざわしはじめた事もあったのですが、皆元気でした。
角田校長先生はやはり震災から三ヶ月経って、怖がる子や、不安になる子供も出て来ているとおっしゃっていました。とにかく子供達の精神的なケアも含めて、命を守ることを最優先にして進めていきたいとおっしゃっていました。

このエリアの子供達は7割の家が被災され、全壊の状態なんだそうです。入り組んだ地形であったため被害が大きかったようです。そして、石巻の中心部からも遠いため、まだまだ瓦礫の撤去もできておらず、小学校もまだ被災された方々の避難所になっていました。ご家族の方々も漁師の方々なので、船が流されたりと大変な状態にあるようです。
角田校長は、最近になってやっと子供達の笑顔も戻ってきてはいるものの、それでもまだまだ精神的な不安が消えない、何か子供達を元気づけるような人が来てくれるなら、大歓迎ですとおっしゃっていました。外からのワークショップの要請に関しては、学校によっては閉鎖的な場合も多いので、角田校長のような、広く受け入れてもらえる小学校が多くなると、他のワークショップや何か芸術的な事で支援したい活動家もやりやすいのではないかと思いました。誰か、他の方が来てくれて、何かちょっとでもいいから楽しくなったと思えて、そしてそこで感謝の気持ちが芽生えれば良いと願っておられました。

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ワークショップの様子。子供達は元気いっぱいでした。

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最後に皆で。

このワークショップの模様は時事通信を通じて、yahoo news等を始め、色々なメディアに掲載して頂く事ができました。
http://www.jiji.com/jc/d4?d=d4_topics&p=eqa200-jlp10983916

ちょうどこの日は震災から100日経過する直前だったので、自衛隊による最終集中捜索が行われており、たくさんの自衛隊のトラックやテントを見ました。
牡鹿半島のエリアも見て来たのですが、まだまだ片付いていない様子。その中でも地元の漁師の方々が立ち上がり、牡蠣の養殖や漁業を再開しておられる方がいらっしゃいました。とても力強く感じました。
テレビ等の映像やメディア媒体で見るよりも、そこで生活している方は本当に元気で、大変な中でも負けてはいられないという気持ちが伝わって来ていました。

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東浜小学校の様子。

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角田校長先生と。

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早くも地元の漁師の方々は、この中でも働きに出られておられました。
前を向いて何かをしていこうという思いが伝わってきます。

2011年6月30日木曜日

6/15 仙台箪笥 東北芸術工科大学

仙台箪笥伝承館、門間箪笥店に行ってきました。
仙台箪笥は、漆を何度も塗り重ねられていて、伊達政宗好みの、華やかな仕上げになっているようです。
代表の門間さんと一緒に同行してくれた、仙台在住の工業デザイナーの加藤君。

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その後、加藤君の母校でもある、山形にある東北芸術工科大学に行ってきました。
デザイン科の助手の山田さんにご挨拶をしに行って来たのですが、芸工大は山形市内を見渡せる、見晴らしの良いところに立っていて、よかったです。 産学共同でプロジェクト等、活発に動かれていて、興味深かったです。

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6/14 遠野 盛岡

岩手県の遠野に行ってきました。
柳田國男が民話を研究した場所として有名です。
昔話の保存が非常に盛んな所で、語り部の方の昔話を聞いてきました。オシラサマの話、河童の話などを聞きました。
昔は樽作りなども盛んだったようです。

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遠野は災害復興拠点になっているので、近隣の宮古等の被災地への支援を積極的に行っているようでした。東北はだいたいの土地が東へ進むと被災地に当るので、どの都市も支え合っていたのがとても印象的でした。
震災後は遠野自体の観光客も現象しているのに、それでも皆で支え合いながら生きている東北の人たち。とてもたくましく思いました。

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その後また盛岡に帰って、南部鉄器の工場の見学に行ってきました。
とても薄く製造するというのが、絶対に手作業でないとできないものなんだそうです。
実際に半分に切断された鉄器を見たいのですが、鉄の鋳込みとは思えない程薄く出来ていて、びっくりしました。

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