2011年6月30日木曜日

6/12 仙台の被災地へ

仙台の友人の家の付近の被災地に車で出向きました。

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車で10分くらいの所にある多賀城の付近に行ったのですが、付近に住んでいる友人も驚いていたほど、とても被害の大きいエリアでした。場所によっては家の塀のブロックしか残っていないほど、見事に何もかもが破壊されていました。
このエリアにお住まいの方の話だと、都市化された住宅地であったので、まさかこの辺りまで津波がくるとは誰もが警戒をしていなかったようです。津波警報も聞こえなかった人もいらっしゃったとか。車で逃げている途中に津波に遭い、そこで亡くなられた方もたくさんおられたようです。
仙台に行ってみて不思議だったのは、案外被害のなかった仙台のエリアの方だと、まだ被災したエリアにいったことがない人がいたりとか、街の中心部はほぼ機能しているので、中心部にいると、まったく津波や大地震があったとは思えない感覚になることです。親戚が友人が津波の被害に遭われた方は、懸命に被災地に向けて活動をされている方は多いのですが、案外、皆が皆で被災地を体験されたような状況ではないようで、かなり一個の都市でも温度差は感じました。
もちろん皆、協力的で、皆で頑張ろうという気持ちで動いているのですが、東京や海外から見ていた、仙台全体が被災したというようなイメージとは少し違いました。ただ、東京とは違い、テレビ番組の宣伝などは、自粛モードで、がんばろう仙台、というCMがまだまだ多かったです。
仙台市内の避難所は、ほとんど皆仕事を探しに行ったり、親戚の家に滞在したりしているようなので、避難所自体の規模が小さくなって来ているようです。ここでもやはり、百聞は一見に如かずでした。

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