山形の真室川に来ています。漆の産地です。
今日は真室川のうるしセンターと民族資料館に行ってきました。
漆の塗られて行く行程を、漆職人の佐藤学さんに色々ご質問をさせていただきながら、見学をしてきました。
佐藤さんは、次々と後継者が後を断つ中、若い漆職人として産業を盛り上げようと、頑張っておられる方です。
漆塗りは、場合によっては塗りの行程が30工程あるという位、とても手の込んだ塗装。
漆は何回も塗り重ねることで強度を増し堅牢な塗膜を形成する素材なのです。
漆は燃やしても有害物質が出ないし、キレイに保管をし、使えば1000年は持つものなんだとか。木のやわらかい感触に塗装された美しく独特な色合いが興味深かったです。
その日の温度などでも色が変わるとても繊細な素材です。
漆職人の佐藤学さん。
ロンドンで友人、ようこさんのお父さん、準一さんに本当に親切に案内して頂きました。
幅広く趣味を持たれている方で、日本昔話の朗読、俳句、書道、プログラミング等色々な事に興味を持たれていて、話がつきる事がなかったです。本当にありがとうございます!
民族資料館にもいってきました。林業が盛んで、いろいろな昔の林業の道具が展示されていました。あと、わらじや民具など。雪国ならではの生活の工夫がされているのが面白かったです。
明日は仙台にいきます!
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